こんにちは、CSチームの堀之内みのり(Minorin)です。
今回はアクセス解析の際によく見る「ノーリファラー」について解説していきます。
ノーリファラーとは?
“訪問開始時” に計測サイトへの遷移元のURLが取得できなかった場合、流入元がノーリファラーとして分類されます。
ノーリファラーになる具体例
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アドレスバーにURLを直接入力してアクセスしてきた
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別タブでサイトを開きっ放しだったが再度タブに戻りサイトを閲覧した/ページを再読み込みした
→一度セッションが切れているページに再度アクセスすると、ノーリファラーの訪問となります。 -
サイト内でPtengine解析コードが導入されていないページから導入されているページにリンクして来た
→同じサイト内(ドメイン内)の解析コードがないページから、解析コードがあるページに遷移するとノーリファラーとしての訪問となります。 -
メール内に記載されたリンクからサイトに訪問
→ただし、GmailなどのWebメールの場合はWebページからのリンクとなるためリファラーとしての訪問となります。 -
ネイティブアプリからの訪問
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ブックマーク(お気に入り)からの訪問
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セキュリティソフトで参照元情報を送信しない設定にしてサイトに訪問
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https、http間の移動
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QRコードからのアクセス
上記のようなケースが上げられます。
ぜひチェックしてみていただければと思います。
ノーリファラーのアクセス数が多い場合
せっかく行なっている施策がノーリファラー扱いになっていませんか?もしメルマガやQRコードでの集客を行なっている場合、これらがいっしょくたにノーリファラー扱いになってしまうとキャンペーンの効果測定がしにくくなってしまいます。
対策として、リンク用URLの後ろにUTMパラメータを仕込んでおくことで
どの媒体からどのようにアクセスしてきたかを判別することができます。
ぜひ予め設定しておきましょう。
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