【Hack!】GTM × Ptengine で読了ユーザーをトラッキング

こんにちは、Ptmind堀之内みのりです。

GTM、ご利用されていますか?そんな方に、簡単に「読了」や「ファーストビュー離脱」を集計する方法をご紹介します!:sunglasses:

今回ご紹介する内容は、「読了」や「ファーストビューを通過」したタイミングでイベントを発生させ、それらの数をカウント、またそれらの行動を起こしたユーザーのみのデータをみるということを可能にするものです。

読了を例にいたしますと、次のステップで進めて頂くことができます。

  1. 読了の定義を決める
  2. 読了ポイントとなる要素に、「ID」属性を記述
  3. GTMでタグを記述
  4. 対象ページを決める

順を追って説明いたします:sparkles:

  1. 読了の定義を決める

まずはどんな時に読了とするかを決めます。
GTMでトリガーとできるところで、"特定の要素が表示したら発火"という
トリガーが使えますので、読了した段階で表示される特定のボタンを
そのポイントにしましょう。

"特定の要素が表示"をGTMに認識できるように、該当要素にID属性を付与しましょう。

  1. 読了ポイントとなる要素に、「ID」属性を記述

1.のボタンにhtml上でID属性を付与します。

classでも構いませんが、idの識別子は原則1ページ内で重複してはいけないものですので、
読了であればidを指定するのが良いかと思います。

(例)

  1. GTMでタグを記述

1.2.で下準備ができたら、タグを作ります。

<script>
_pt_sp_2.push('setCustomEvent',{eventName:'イベント名'})
</script>

この"イベント名"のところに、集計する任意のイベント名を入れてください。
そのタグを発生させるページも同時に指定しましょう。

(例)

  1. トリガー条件を指定する

発火条件を指定します。
参考:https://support.google.com/tagmanager/answer/7679410?hl=ja

ここでは [要素の表示] トリガーを指定します。
要素の種類を「ID」、さらに先ほどhtmlに記述した識別子を要素のIDに入力しましょう。

その要素が"何パーセント表示されたら発火するか"というのも指定できます。

このタグをアクティブにすれば、その要素が表示されたら該当のタグが発火し、
Ptengine上でその数値が表示されるようになります。

ぜひお試しください!

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