ページを変更した後に、変更する前のデザインと変更した後のデザインでそれぞれのヒートマップを比較して見ることが分析の担当者にとってよくあることだと思います。
ptengineで変更前のヒートマップを見たいのであれば、変更前の日付を指定すれば良いと思っていませんか?
その考えをお持ちの方、この記事を見た後捨ててください!
現象:変更前の日付を指定しても現行のページのデザインしか表示されません。
・なぜこのような現象を起きるか
・変更前のヒートマップを見たい場合、どのようにすればいいか
この記事では上記2つについてご説明いたします。
▼原因 : ptengineのヒートマップは常に現行のページしか表示することはできません。
Note:ptengineのヒートマップ=ページのデザイン+アテンションの色、到達率、クリック情報等のデータ
ですので、変更する前の日付を指定したところ、変更前のデータを呼び出すことができますが、変更前のページのデザインを呼び出すことは難しいです。
イメージとして下記をご参照ください。
↓↓↓本当は変更前と変更後それぞれのデザインにそれぞれのヒートマップデータとセットになっています。
↓↓↓日付を指定するだけで今のデザイン+変更前のヒートマップデータの組み合わせになり、
意味のないヒートマップになってしまいます。
▼対処方法
どのように前のデザインを呼び出すか?答えがとても簡単です。
ptengineの保存機能をご利用ください。
ヒートマップ画面の右真ん中あたりに、「現在のページを保存」というボタンがあります。
ここを押して現行のページを保存することが可能です。
Note:この機能の本当の保存対象は現行ページのデザインです。ですので変更直前ではなくても、変更することが決まった時点で保存することをお勧めいたします。
保存された後に同じボタンの位置に現在のページと保存されたページを選択できるようになります。
保存されたページを呼び出して、さらにそのページの配信期間をご指定いただければ、変更前のページのヒートマップが見れるようになります。
▼その他の注意事項
*万が一保存を忘れた場合はどうそればいい?
→変更前のページのHTMLファイルをお持ちであれば、弊社側で静的ページの対応が可能です。(有料プランのユーザーのみ対応可能)
→変更前のページのHTMLファイルをお持ちでない場合、どうしようもありません。次回から保存いただくようお願いいたします。
*ページ内のコンテンツ(特に写真)が相対パスを使って入れられている場合、保存しても変更後のデザインになってしまうことがあります。
*保存した後仕様が崩れている場合がありますので、保存した後、pc版とsp版両方ご確認することをお勧めです。万が一仕様が崩れている場合、ご連絡ください。ptengineの有料ユーザーでしたら特殊対応いたします。