Ptengineを活用して、顧客理解を最大化する

自社サイトを運営する最大の強みは、業務改善と同時に顧客理解を深められることにあります。

Ptengineでは、顧客理解を深めるルートには下記の 2 タイプがあると考えています。

①サイト改善をしながらインサイトを得る
②直接、ユーザーに聞く

上記を理解し、Ptengineで体験配信を継続していけるようになれば
自社サイトの価値を今よりも高め、ビジネスに還元できることが増えるはずです。

この記事では、Ptengineを利用し自社サイトを通じて顧客理解を最大化する方法をご紹介します:blush:

1. データと改善結果からインサイトを。

下記の例は、体験配信結果から商品のKSP(Key Selling Point)を見直し、売り上げ増加につなげた事例です。

まず、広告、サイトのCVRデータやユーザーヒートマップからKSPを仮説立て、それぞれをメインに打ち出した体験を配信しました。その結果を、興味(クリック率)|短期行動(購入)|長期依存(再訪問購入率)といった項目でスコアリングし、最も有効なKSPを判定、販促の方向性を見直しました。

この企業では上記のスコアリングに至るまでに、仮設(今回の場合は複数の KSP )に基づいたテストを素早く大量に実行しました。その結果、配信した体験のうち、 64 %の体験でCVRが 1.5 倍以上改善し、そのうちの 62 %が 14 日以内で成果が出ました。

一方でこの結果からは、約 4 割の体験では優位なCVR向上につながらなかったことが分かります。体験の配信はあくまで実験の場ですので、失敗も成果の1つであることを確認しましょう。


2. 直接、ユーザーに聞く

また、自社サイトだからこそできる取り組みは「ユーザーに直接聞く」ことです。

例えば、生産前に顧客の好みをアンケート調査することで売れ残りリスクを抑えることも可能です。

顧客満足度を調査し、顧客の声を収集することもできます。

Webサイト上でのインタラクティブなやりとりは、ユーザーの反応率も高く、フィードバックを得るだけでなくナーチャリングの機会にもなり得ます。

回答してくれたユーザーには、商品のレコメンドを行ったり、クーポンを発行したりして次回購入に繋げましょう。メールアドレスを回収することで、メールマーケティングにも活用できます。

3. 補足

最後に、Ptengineでの施策実行に役立つリンクを添付します。まずはExperienceで仮説検証を素早く実行してみましょう!

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