Ptengineリダイレクトテストの設定とGA4連携ガイド
この記事では、Ptengineのリダイレクトテストを実施し、Google Analytics 4(GA4)と正しく連携させるためのステップをわかりやすく解説します。
【1. Ptengineでのリダイレクトテスト作成】
◆ テストパターンの作成
• パターン1:デザイン変更なし(オリジナルと同じだが、URLが異なる)
• パターン2:デザイン変更あり(URLも異なる)
◆ 配信割合の設定
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Ptengine管理画面で「配信割合」設定を開く
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カスタムを選択
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オリジナル:0%、パターン1:50%、パターン2:50% に設定し保存
※ オリジナルは使用しないようにしてください。
【2. GA4での計測が正しく動作する条件】
GA4で正しくデータが計測されるために、以下の3つの条件を満たす必要があります。
必須条件
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gtagが発火している
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“send_to”の指定がなくてもイベント送信可能 (GAプロパティが1つの場合)
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PtengineのGA連携スイッチがON になっている
• 参考リンク:GA4連携ガイド
上記の条件が揃わない場合は、次の手順に進んでください。
【3. GTMでのタグとトリガーの設定】
◆ タグを2つ作成
• パターン1用タグ
• パターン2用タグ
◆ 各タグに設定するスクリプト例
パターン1用(https://ecshop.ptengine.jp/0001 に設定)
<script>
function yourLogicFunction() {
dataLayer && dataLayer.push({
"event":"pt_experience_impression",
"pt_experience_name":"PTリダイレクトテスト",
"pt_experience_version":"パターン1(変更なし)"
});
}
let timer = setInterval(function() {
if (typeof dataLayer !== 'undefined') {
clearInterval(timer);
yourLogicFunction();
}
}, 1000);
</script>
パターン2用(https://ecshop.ptengine.jp/0002 に設定)
<script>
function yourLogicFunction() {
dataLayer && dataLayer.push({
"event":"pt_experience_impression",
"pt_experience_name":"PTリダイレクトテスト",
"pt_experience_version":"パターン2(変更あり)"
});
}
let timer = setInterval(function() {
if (typeof dataLayer !== 'undefined') {
clearInterval(timer);
yourLogicFunction();
}
}, 1000);
</script>
特定パラメータがある場合、トリガー条件もパラメータに合わせて設定する必要があります。
【4. 最後の確認:同時パブリッシュ】
PtengineとGTMの設定が完了したら、**両方を同時にパブリッシュ(公開)**してください。
レポート反映までの目安
• Ptengine:1〜2時間で数字が反映
• GA4:反映に24〜48時間かかる場合あり
以上が、PtengineのリダイレクトテストとGA4の連携設定の手順です。正しく計測されることで、効果的なABテスト分析が可能になります。