【ナレッジ】広告動画を商品詳細ページのFVに活用し、カートイン率と購入完了率が劇的に向上

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今回は、ECサイトの商品詳細ページのファーストビュー(FV)に、広告で使用した動画をそのまま掲載することで、カートイン率や購入完了率が大きく向上した事例をご紹介します。

広告運用を行っていると、広告とランディングページ(LP)との間で“認識のギャップ”が生まれやすく、その違和感がコンバージョン率に大きく影響することを実感される方も多いのではないでしょうか。

特にFVでユーザーの期待を裏切らず、スムーズに商品情報を伝えることが、離脱防止や購買行動につながります。

今回ご紹介する事例では、PA(Partnership Ads:インフルエンサー連携広告)で高い効果を発揮していた動画を、そのまま商品詳細ページのFVに設置しました。

この動画は、いずれもカット数が多く、テンポよく画面が切り替わるため、最後まで飽きずに視聴されやすい内容です。また、デザイン性や機能性などをバランスよく紹介し、流行の音源を活用することで、広告としても非常に高い効果を生み出していました。

この優れた動画を「広告」としてだけでなく、「着用シーンや商品説明動画」として活用した点が、今回の成功のポイントです。商品詳細ページを訪れるユーザーのニーズに対し、動画がしっかり応えられたことが、成果の背景にあります。

実際の数値を比較すると、直近ではカートイン率が2.49%だったのに対し、動画を挿入した期間は平均3.94%まで向上しました。

主な成功要因は次の通りです。

  • 広告クリエイティブとLPの一貫性を保つことで、認識のギャップを解消
  • ファーストビューで商品価値を直感的かつ具体的に伝えられる
  • ユーザーの期待を上回る情報をテンポよく動画で提供
  • 離脱防止効果により、購買アクションの後押しにつながる

従来のFV最適化では、広告コピーの流用や静止画像の差し替えが主流でしたが、動画の活用によるダイナミックな情報伝達は、今後のLPO施策でも非常に有効です。

Ptengine Experienceを活用すれば、こうした動画クリエイティブのABテストやヒートマップ分析も手軽に実施できます。ファーストビュー最適化にお悩みの方は、ぜひ広告で効果の高い動画素材を商品詳細ページに取り入れることをおすすめします。

ご活用いただけますと幸いです:relaxed: