LPをヒートマップで確認する上で必ず見るべき3つのポイント

こんにちは、Utty(ウッティ)です。
ヒートマップを使い始めたはいいけど、、何から見ればいいのだ?と疑問に思う方を
解消するためのLPでのヒートマップで見るべき主なポイントを紹介します。

はじめに、アクセス解析のみとヒートマップを用いる場合の違いとして挙げられるのは、
改善の打ち手が広がることが挙げられます。理由としてはアクセス解析よりもヒートマップを用いたほうが改善すべき指標が増えるからです。

アクセス解析だけだとどうでしょう?
LPからフォームへの遷移率や、CVR、そして滞在時間、直帰率などが挙げられるかと思います。あくまでユーザーのコンバージョンまでの遷移や滞在、直帰率のみ話になりますよね。
(※イベントタグを駆使して、カスタム的に指標を作ることはできます)

ヒートマップを利用すると、ページの中身の行動が明らかになります。

・スクロール到達率(読了率)
・どこが多くクリックされているか
・どこがよく読まれているか

そのようなことができる中で何を見るべきか3つのポイントは以下となります。

① ファーストビュー直下のスクロール到達率

まずはファーストビュー直下で離脱している人がどれだけいるか確認しましょう。
はじめに離脱するユーザーがどれだけ抑えられるかによってこのあとLPを読むユーザーの
母数が大きな差が生まれ結果的にCVRに影響していきます。目安としては、60%-70%以上は
目指したいところです。

ここで考えられる仮説は
・適切なユーザーを流入させられていないからではないか
・流入したユーザーの期待とファーストビューのメッセージが一致していないのではないか
・セカンドビューへの興味が惹きつけられていないのではないか
などが考えられます。

② CTAボタンのクリック率

次に、コンバージョンに繋がるCTA(コールトゥーアクション)のクリック率を見ましょう。
「購入はいかがですか?」とボタンを提示しているのにクリックされる率が低い場合は改善余地があります。

ここで考えられる仮設は
・まだ、購買の意思決定ができるまでの情報が足りていない、届いていないのではないか
・心理的ハードルが高いテキストになっているのではないか
後者の場合は、ABテストがとても重要になります。NetflixはCTAボタンのテキストを数多くのテストしていますよね。それほど、ボタンのテキストで大きく効果が変わるとわかっているからです。よりユーザーのひと押しとなる、心理的ハードルが下がる文言を研究してみましょう。

③ スクロール到達率の推移

最後は、スクロール到達率の変化です。LPを下に読めば読むほど、途中で一定の割合でユーザーが離脱していってしまうものです。なだらかに、離脱されている場合は特に問題ないのですが、とある箇所で、離脱するユーザーが多く発生する場合があります。そのポイントに改善余地があります。

ここで考えられる仮説は
・自分に必要ないと判断した
・読みづらくて、途中で読むことを断念した
などが考えられます。文字の大きさや、体裁など読みづらさはないか?
必要以上の情報を与えてはいないかなど改善対策を考えてることができます。

決して、LPは多くの情報与えることや、長さが重要ではりません。あくまでお客様が興味を高めることができるか自分に必要と思ってもらえるか、安心して購入していいものかがしっかり伝わることが重要です。その観点で見直しましょう。

以上です、皆様のためになると嬉しいです。それでは!