【EFO】フォーム最適化を始めるためにおさえるべき11箇条を紹介

こんにちは!カスタマーサクセスのUtty(ウッティ)です。

CVにもっとも近いページがエントリーフォームページです。みなさんも
着手しなければいけない重要なページではないでしょうか。

訪問するすべてのユーザーをCVに導くことはできません。
そのためページ内のファネルの中でももっともCVしやすいユーザーから
しっかり迷わず、気持ちよくCVへ導くことが重要です。

そのため、エントリーフォームの改善がしやすいよう重要な考え方や進め方を11箇条にしました。ぜひご参考ください!

1. フォーム内を測定できる環境にする

  • 改善前と改善後、もしくはAとBで比較確認できるようにする

  • フォーム入力項目のどこに改善余地があるかわかること

  • セグメンテーションが行えること(結論がすべてのユーザーに言えることか、特定のユーザーにのみ言えるのか)

2. ROIを計算し、目標設定する

  • 直近のコンバージョン率

  • 1コンバージョンあたりの利益

  • フォームに訪問するユーザー数

  • 1ヶ月あたりの利益
    を事前に洗い出し、目標設定を行いましょう。

3. ベンチマークを設定する

準備中

4. イケイケなマーケッターとしてではなくユーザーとしてフォームを見ましょう

5. 主なチェック内容を確認する

  • フォーム項目内を空白にして送信ボタンを押して見る

  • 特定のフォーム項目を空白にして送信ボタンを押して見る

  • フォーム項目を前後しながら確認する(同じ内容はないか、エラーがでないか、入力したものが保持されているか)

  • フォームを20分間そのままにしてみる(何が起こるか、タイムアウトするのか)

  • エラーメッセージはわかりやすいか確認する(直感的か、理解できるか)

  • スペースやハイフンなど記号を入れてみたら何が起きるかチェックする

  • パスワード入れると何が条件となっているか、エラーメッセージを確認する

  • 送信ボタンは明確に説明されている確認する

6 .モバイルとデスクトップ向けに最適化

  • 読みやすさ、レスポンシブデザインを優先しましょう

  • モバイルの特徴を活かす(QRコードや免許証、クレジットカード)をスキャンしやすくする

  • リスト項目

  • スマホの処理速度を考慮する(パソコンよりも処理能力がないため、画像やアニメーションなど容量があるものの扱い方を考えましょう)

7. フォーム送信に注目し、確認する

  • エラーメッセージは適切に機能しているか

  • 送信後、どのようなナビゲートがあるか

  • 何度も送信エラーが起きると何が起きるか

8. 問題がある項目を特定する

  • 各項目の放棄率はどのくらいでしょうか?(ページ分析でのクリックを参考値にする)放棄率が高いところが改善余地があります

  • 各項目の滞在時間が長いところはどこでしょうか?(アテンションヒートマップ)

9. 問題箇所を改善する(以下は例です)

  • 過度に機密性の高いデータを取得している場合は、項目の削除、ヘルプテキストを用意する

  • 顧客がその時に提供できないデータがある場合は、競合サービスに行く可能性が高くなることもあるため、提供できない場合を許諾する設計の検討ができます

  • ユーザーへの情報提供するハードルを低くしましょう

  • キャンペーンコードなどの項目を限られたユーザーのみ表示する(コード入力箇所があるとそのページから離れて探すユーザーがいます)

  • パスワードの条件が直感的なアドバイスに変更

  • 電話番号のハイフンなど記号をバックエンドで処理し、ユーザーの入力意向に合わせることができるようにする

  • 郵便番号のハイフン、スペース、などユーザーが気づかない制限を失くし、できるだけユーザーの形式を受け入れる、もしくは自然にフォーマットにそった入力ができるようアシストする。

10. テストを行いながら効率的に検証しましょう

ABテストもしくは多変量テストを意味します。必ず、過去または同時に別なパターンと比較し、改善したのか、していないのかをチェックできるようにすることが重要です。

11. セグメントすることで全員に言えるのか、特定の人に言えるのか確認する

デバイスやブラウザ、アクセスエリアや流入元によって行動が違う場合がありますので必ずセグメントして検証することがおすすめです。

「いいね!」 1

海外のEFOでは、長さや短さはCVRに影響しないという結果もあるみたいですね :face_with_monocle:

「いいね!」 1