【LPO】LPで改善すべき箇所が分からない時のチェックポイント

ご覧いただきありがとうございます、CSチームの堀之内みのり(Minorin)です。

今回は

「ヒートマップで現状把握をやってみたら、案外悪くない閲覧状態だった。だけどCVRはなぜか低いまま。。。 :cry:

という時に参考になる内容となっております!

悪い箇所がはっきり分かれば改善施策も立てやすいのですが、今回のようなケースだと何をどう変えていけばいいのか延々悩み続けてしまいますよね。この内容が少しでも改善アクションの足掛かりになれば嬉しいです。

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まずはそもそも ”案外悪くない” とはどこの数値を基準に言えるものなのでしょうか。
本題に入る前に、今一度ご自身のLPの状態をチェックしましょう。
良い/悪いの基準はどこ?Ptengineユーザーデータから見る、LP改善指標3選


いかがでしかか?

FV離脱率30%以内、その後のスクロール到達率減少幅-1〜-2%以内、CTAクリック率20%以上がクリアしていた時、CVRはある程度の成果が期待できます。

ただ、やはりこれだけの指標でカバーできている訳ではなく、もっと他の部分でユーザーの心理が表れているケースがあります。

LPの下部CTAボタンまで一定数がスクロールしており、アテンションも赤っぽくでている時

LPに複数CTAを設置している方も多いと思いますが、ここでは下部のCTAにおける話です。
FVや注意喚起、ユーザークチコミなどの各コンテンツを読んできたユーザーが到達するエリアですね。
ここに多くのユーザーが到達していること自体は、それだけ各コンテンツでのメッセージを受け取ったユーザーが多くいることを意味しますので望ましいことと言えます。ただ、ここでスクロール到達率が15%以上ある場合や、アテンションが強い場合は、2つのことが考えられます

・「情報が足りない、もっと欲しい」と、思っている

改善施策としては、どんな情報が求められているかを推測し、FAQを置いたり会社概要を説明するなどして情報を追加してあげましょう。

・「申込をするほどには不安が拭いきれていない」

改善施策としては、どんな不安を抱かれているかを推測し、不安払拭のコンテンツを差し込んであげましょう。また”今申込むべき理由”を念押しで伝えることも良いですね。ユーザーの背中をポンと押してあげることが、一つひとつのCVの獲得につながります。


CTAボタンが押されているがフォームで離脱されている時

フォームでの離脱はここに特化した「EFO」という考え方があるくらい、とても重要な改善点です。改善したときのインパクトも大きいため細かな部分まで丁寧にみていきましょう。
【EFO】フォーム最適化を始めるためにおさえるべき11箇条を紹介

どんな時でも役に立つチェック方法「他社LPとの比較」

最後に一つ、いつでも立ち帰れるチェック方法をご案内します。皆様もすでにごく当たり前に取り組んでいらっしゃるかと思います。

それは、競合他社のLPと比較することです。これは
LPの構成やメッセージングを比較し、良い部分を真似してみるという目的もありますが、もう一つは実際に比較検討しているユーザーの気持ちをより詳細にイメージするためです。

今はユーザーの周りには類似サービスが多くあります。もちろんユーザーは一つだけではなく複数の会社のサービスについて情報を取得し、比較することができます。

ユーザーの周りにはどんな情報が取り巻いていて、何に良さを感じて自社を選んでもらうのかを改めて整理できる機会として、煮詰まった時こそ他社LPとの比較を行ってみることをおすすめします!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

またお会いしましょう。

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