【事例】ECサイト_人気ジュエリーブランドでトップページ配置換えにより離脱率大幅改善!

ご覧いただきありがとうございます、CSチームの堀之内みのり(Minorin)です。
今回はプレゼントとしても喜ばれる、ジュエリーブランドECサイトのWebサイト改善例をご紹介します。

サービス概要、業界特徴

店舗販売と通信販売で展開するジュエリーブランド。単価が安くはなく、女性へのプレゼントのために、男性が通販サイトから購入するケースのように利用者と購入者が別である割合も高いです。安さや手軽さよりも、洗練されたデザイン・ブランドを大事にしています。

改善の目的

・サイトの離脱率を下げ、回遊を促す
たくさんのページを見て頂き、ブランドへの愛着を持って頂いたり、より好みに合う商品がないか見比べていただくことで最終的なCVRや売上単価も向上することが想定できます。
そのため、改善指標としても離脱率や回遊率を重要視しています。

実際に行った分析・施策

■コンバージョンしたユーザーがよく閲覧されていたページはどこか調べ、そのページへの導線となるバナーをトップページファーストビュー直下に配置しました。

季節特集や新着商品、人気商品ランキングなど特集ページが様々あり、それぞれの導線となるバナーがトップページに配置されています。当初は「クリスマスやバレンタイン、ホワイトデーなど、シーズンに合わせたコンテンツが最も需要があるのではないか」という仮説のもと季節特集をメイントップに置いておりました。しかし、この通販サイトで、実際に購入完了したユーザーがよく訪れていたのは「人気商品ランキング」であることがわかりました。

そこで、ファーストビューで一番最初に目に入る場所に「人気商品ランキング」のバナーを配置、そしてバナー内には視認性の高いCTAボタンを置いたところ、トップページからの離脱率が8%減少しました。

結果 :raised_hands:

トップページからの離脱率が8%減少、加えて、トップページ最下部までの読了率もなんと19%増加。つまりランキング以外にも様々なコンテンツに興味を持っていただき下部まで読むモチベーションを上げることができました。ブランドサイト全体の回遊率も高まり、サイトへのエンゲージメントが高まったと言える結果となりました。

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いかがでしょうか。シンプルな施策ですがインパクトのある結果がでました。分析に基づいて出てきた施策アイディアは、実行されてこそみを結びます!みなさんで一緒に、どんどんPDCAを回していきましょう。

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