【事例】B2C|LPからセミナー申込数を1ヶ月間で目標の2倍を達成できた事例

みなさんこんにちは!
PtmindカスタマサクセスチームのVictoriaです。

今回は 株式会社ナレッジ・インシュアランス・サポート社が運営している
[北尻ゼミナール]の集客数を改善できた事例をご紹介します。

*実際にLPの運営と分析&改善を行なっているのが株式会社サンブレスコンサルティング社でございます。

株式会社ナレッジ・インシュアランス・サポート
企業トップページ:https://knowledge-is.co.jp/

株式会社サンブレスコンサルティング
企業トップページ:https://sunblessconsulting.com/

3月2日にPtengineを導入してから早速分析と改善を行うことで、4月18日までに目標の2倍の数字を達成できました。




では詳細を見ていきましょう!


■ptengineを導入時のビジネス指標

ビジネスゴール(CV):申し込み件数
KPI:メルマガ登録件数、CTAボタン(無料動画視聴)のクリック数

■指標値
image


■課題:

・新しく出来上がったLPはどこに課題があるかわからなく、集客に支障がでている


■分析対象ページ
https://apm7s.hp.peraichi.com/

ページタイプ:LP
ページの目的:メインは申し込み、サブとしてメルマガ登録


■コンテンツごとの考察分析

FV〜セカンドビューあたりの考察
・アテンション色が赤いが、離脱率が35%(30%以内の目安値と比べて高い)
・セカンドビューでも9%の離脱が起きている

FV


セカンドビュー




仮説
・離脱が起きているのが広告のターゲットがずれているかも
・離脱が起きているのがゼミナールの特徴のアピールが弱いかも
・色が赤いのは携帯画面で見る際に見づらいからかも
・悩み提示が刺さっていないから離脱しているかも


施策
・キャッチフレーズを変更し、目立つようなデザインに変える
・文字のフォントを大きくする
・悩み喚起の内容を変える


結果:
・FVの通過率を65%から91%まで高めた
・セカンドビューまでの到達率を56%から83%まで高めた

ヒント:アテンションの色は必ずしも赤ければ赤いほど良いのではありません。必ず到達率やクリック数を合わせて見ましょう。


その他のコンテンツの考察

講師紹介→ゼミナールの特徴→講座内容

・講師紹介のコンテンツでは到達率が51%で、講座内容の紹介まで到達率が38%で、離脱率が13%
・講師紹介コンテンツの下部でアテンションの色がいきなり緑になり、閲覧意欲が低下している

変更前


変更後




仮説

・受講するに当たって、どのようなメリットを伝わっていないから、離脱しているかも
・文字が多くて読み辛いから途中で閲覧意欲が低下しているかも


施策

・講師紹介コンテンツの下部にある出版物一覧の内容を削除
・受講メリットのコンテンツを追加
・全体的に文字のフォントを大きくする


結果

・コンテンツの添削によってページが長くなったが同じエリアの離脱率を13%から12%まで改善
・受講メリットを追加することでCTAボタンのクリック数13クリックまで改善

ヒント:1%という軽微な改善ですが、積み重なることにより大きな改善結果になります。


CTAエリア

CTAボタンのクリック




その他の施策

■ポップアップ施策

・メルマガの登録を促すポップアップの表示


弊社のヒアリングによりますと
  • ポップアップを表示する前に月間で6、7件の登録のようでしたが、ポップアップで登録を促し始めたら、月間23件達成できました。
  • 無料お試し動画のクリック率とメルマガ登録の件数には明らかに正の相関があり、メルマガ登録をしてくれた人は強い見込み客となっています。




今回の事例でご利用いただきましたptengineの機能

insight
・イベント
・CV
・ページ保存

experience
・ポップアップ

Victoriaの呟き:上記の事例で短期間で改善ができた原因として、下記ができているからだと考えております。

・ヒートマップのみではなく、イベントやCVなどの設定もされているから

サイトのパフォーマンスを定性のみではなく、定量面でも全体像を把握する必要がある。イベントやCVを設定することによって、非イベント、非CVのユーザーを絞り込むことができ、ゴールに至らなかったユーザーの精度を上げて、原因を分析できるようになる。


・仮説が立ててから速やかに改善施策を実行したから

正しいかどうかはやってみないとわからないので、躊躇するより実行することで検証し、仮説が正しい場合すぐ改善の効果がみられる。逆に正しくない場合でもインサイトとして蓄積できる。