【事例】連載企画第1弾 Dクリニック 活用事例➀ 目標設定の仕方~LTVを軸に、目標と費用対効果を明確化~

こんにちは! カスタマーサクセスチームの松山です。

本記事では、実際にPtengineをご利用頂いておりますAGA・薄毛治療専で有名なDクリニックのご担当者様が、実際に実践しているPtengineの活用方法を、全4回にわたり連載していきます。

以下のようなご担当者様は必見です。

:white_check_mark:Ptenigneを導入したものの、具体的な活用方法がわからない。
:white_check_mark:課題ページの見つけ方や改善するページの優先度がわからない。
:white_check_mark:CVR改善のイメージが持てていない。

第1回目は、目標設定の仕方 ~LTVを軸に、目標と費用対効果を明確化~となります。

こちらの記事を通して、Ptengine InsightとExperienceの活用方法をより具体的にイメージできるようになって頂き、日々の業務に活かして頂けると幸いです。

目次

  • Dクリニックについて ‣本日はここ
  • 目標設定の仕方 ~LTVを軸に、目標と費用対効果を明確化~ ‣本日はここ
  • 現状把握/課題ページの見つけ方 ~ボトルネック特定のポイントは訪問数&離脱率!~
  • Ptengine活用前の初期設定 ~Dクリニック様(来店予約サイト)が導入直後に実施した初期設定~

・分析・仮設・施策実行 ~クリックヒートマップの結果からユーザーが求める情報を推測し、2つの改修でCVR最大5倍改善~

Dクリニックについて

Dクリニック様は、1999年に1院目が開院したAGA・薄毛治療専門のクリニックです。体に負担の少ない薬剤での治療を提供しており、大学病院との共同研究で開発された様々な濃度の薬剤を取り扱っています。院によっては、美容施術やヘアサロンとの提携など、治療を支えるサポートも併せてご提供しています。

目標設定の仕方 ~LTV軸に、目標と費用対効果を明確化~

以下は、適切な目標設定をするために売上目標と1CVあたりのLTVをもとにして、目標CV数や目標CVRを考えるステップとなります。施策を実施することの費用対効果が明確になります。

❶. クリニックに通院して頂きたい期間を定める
❷. 通院期間×1回の治療費用=LTVとして考える
例)通院期間12ヶ月×1回の治療費3万円=LTV36万円
❸. 仮に広告のCVRが0.2%だとした場合、0.5%までCVRを向上できた場合のインパクトを想定する
例)訪問数 300,000人×0.002 =600CV
300,000人×0.005 =1,500CV
❹. 600CVと1,500CVをそれぞれ➁で算出したLTVと掛け合わせた時の売上に、今後打つであろう施策に掛かるコストを掛けてでも実施した方が良い値なのかを検討する。(費用対効果)
❺. 1,500CVの時に、元々定められた売上目標にどれくらい近づけることができるのかも鑑みる。
❻. 売上目標から乖離している場合は、CVRの0.5%という値を引き上げて検討する。(目標CVRの見直し)

★Note

最終目標となるKGIを設定することで、達成していかなければいけないKPIやToDoも明確になっていくので、Ptengineの活用目的が改めて明確になってきます。
画像1

いかがでしたでしょうか!
第1回目では、Dクリニック様のLTVを軸とした目標設定方法についてご紹介をしました。

指標となるKGIを明確化することで、達成するためにいつまでに何をしなくてはいけないのかが明確になり、それを実現するためにPtengineをどのように活用していくべきなのかが明確になってくるので、是非目標設定をする際の参考として頂ければと思います!

第2回では、実践編となる現状把握と課題ページの見つけ方についてご紹介しますので、お楽しみにお待ちください!

それではまた!

「いいね!」 1