【事例】連載企画第1弾 Dクリニック 活用事例➁ 現状把握/課題ページの見つけ方 ~ボトルネック特定のポイントは訪問数&離脱率!~

こんにちは! カスタマーサクセスチームの松山です。

本日は前回の連載企画の続きということで、Dクリニック活用事例➁ 現状把握/課題ページの見つけ方 ~ボトルネック特定のポイントは訪問数&離脱率!~をご紹介いたします!

本記事では、実際にPtengineをご利用頂いておりますAGA・薄毛治療専で有名なDクリニックのご担当者様が、実際に実践しているPtengineの活用方法を、全4回にわたり連載しており、今回が第2回目となります。

前回の記事をまだご覧になられていない方に関しては、こちらよりご確認くださいませ。
目標設定の仕方 ~LTVを軸に、目標と費用対効果を明確化~

以下のようなご担当者様は必見です。
・Ptenigneを導入したものの、具体的な活用方法がわからない。
・課題ページの見つけ方や改善するページの優先度がわからない。
・CVR改善のイメージが持てていない。

こちらの記事を通して、Ptengine InsightとExperienceの活用方法をより具体的にイメージできるようになって頂き、日々の業務に活かして頂けると幸いです。

目次

・Dクリニックについて
・目標設定の仕方 ~LTVを軸に、目標と費用対効果を明確化~
・現状把握/課題ページの見つけ方 ~ボトルネック特定のポイントは訪問数&離脱率!~ ‣本日はここ
・Ptengine活用前の初期設定 ~Dクリニック様(来店予約サイト)が導入直後に実施した初期設定~
・分析・仮設・施策実行 ~クリックヒートマップの結果からユーザーが求める情報を推測し、2つの改修でCVR最大5倍改善~

現状把握/課題ページの見つけ方 ~ボトルネック特定のポイントは訪問数&離脱率!~

目標設定をした後は、達成に向けてどのページのどの指標がボトルネックになっているのかを知り改善していく必要があります。

Dクリニック様では、複数院のサイトやクリニック総合サイト、広告用のLPなど多くのページを運用しておりますので、分析しやすいように事前にページグループ機能 を活用しそれぞれのページをグルーピングし管理しております。

以下手順にて課題ページの把握とボトルネックを探していきます。

❶. 各ページグループ単位で訪問数・PV数が多いグループを選択(赤枠が訪問数・PV数共に多いグループ)
※ボリュームが多いグループでは改善できた際のインパクトが大きい

❷.選択したグループの課題指標の抽出
・実際に抽出した課題
ページグループA:直帰率・離脱率が高いことをPtengineで発見、CVRが低いことをGoogle Analyticsで発見
→UI・UX面の改善が必要

ページグループB:直帰率・離脱率は高すぎではないが低くもないことをPtengineで発見
CVRが高くも低くもないことをGoogle Analyticsで発見
→SEO・UI・UX面が必要
※ページグループBにはオーガニックからの流入がメインとなるページもあるため、SEO対策も必要となってきます。

❸.選択したページグループから、次はページ単位でどのページが課題となっているかを調査

・ページグループと同様にPV数や訪問数が多いページから順に、ページの性質を考えて数値を確認
SEO用(青枠) → 直帰率・離脱率が高い、かつ滞在時間が長い
CV獲得用(赤枠)→ 直帰率・離脱率が低い
・仮説として、SEO用(青枠)は情報だけ入手して離脱する悩みの浅い潜在層が多いと考えられます。
そのため、もっと悩みが深い顕在層が多く訪問しているCV獲得用(赤枠)のページの改修を優先する。

優先順位が決まればヒートマップを活用して、各ページの定性情報を可視化し課題を見つけに行きましょう!
3種類のヒートマップの見るべきポイントはこちら

★Note:

それぞれの各指標を見つつ、ページの性質も加味した分析がとても大切です。
ニーズが顕在化していないユーザーにCVを促す施策を打っても刺さらない可能性が高いので、
優先して刈り取り用のページ改修を行うことがCV増加の近道となります。
※ただし、情報取集ページの滞在時間が短い場合はそちらの改修優先度を上げてもいいかもしれません。

・ページグループAの場合
集客手段として広告を活用しており、Google AnalyticsやPtengineアクセスデータ、広告レポート、ヒートマップ、これら4つを確認し課題を見つけます。
ページグループBとは異なり、広告という特性上直帰率・離脱率が高いのは当然のことですので、
サイトのように数値メインで絞るのではなく、ヒートマップも活用して視覚的に何か課題がないかを分析します。
ヒートマップのケーススタディについてはこちら

今回の第2回目では、実践編となるDクリニック様のサイト現状把握と課題の見つけ方についてご紹介しました。

ページボリュームが大きいところが改善できた時のインパクトが大きいので、まずは訪問数やPV数に注目して選定していけるといいかと思います。

その後は、もう少し具体的にどの数値が課題となりえるのかを数値レポートがヒートマップを活用して見つけていく流れとなりますので、是非お試しくださいませ!

第3回目では、Dクリニック様のPtengine活用前の初期設定 ~Dクリニック様(来店予約サイト)が導入直後に実施した初期設定~についてご紹介しますので、お楽しみにお待ちください。

それではまた!

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